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小次郎 (格闘家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小次郎
基本情報
身長 179cm
体重 70kg
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都
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小次郎(こじろう)は、日本男性キックボクサー東京都出身。元WMC世界ウェルター級王者。本名は宮園 泰人(みやぞの やすと)。引退後は本名で活動している。NITOH株式会社代表取締役。

来歴

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青年時代

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世田谷区立弦巻中学校及び世田谷学園高校出身で、棟田康幸と同期だった。講道学舎柔道を学び、中学時代には全国中学生選手権で優勝した。しかし、次第に周囲からの重圧や柔道が「やるもの」から「やらされるもの」に変わってくると、柔道を続けることを断念した。

プロ転向

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ウィラサクレックムエタイジムに所属し、NJKFの選手としてプロキックボクサーとしてデビュー。2001年10月10日にタイでWMC世界ジュニアウェルター級王座決定戦に臨む。当初はモッエック・ムアンシーマー(タイ/同級王者)が相手だったが、直前にテイキュウ・ソーウボンラックに変更になった。試合は2Rに小次郎がパンチによるダウンを奪い優勢だったが、続く3Rにテイキュウが戦意喪失とみなされ無効試合扱いになった。同年11月30日、タイのサムロンスタジアムにおいて行われたWMC世界ウェルター級タイトルマッチで1RKO勝ちし、新王者になる。2002年5月12日にはスイット・ウォースティラ(タイ/同級6位)を1R2:37KO(左膝蹴り)で仕留め、同王座防衛に成功。

フリー転向

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2005年6月18日に新田明臣の持つIKUSA U-70戦王王座に挑戦。5R判定(3-0)で下し、第2代戦王になる。しかし、試合後のインタビューで本人はK-1制覇の夢を公言し、王座返上を表明する。

2005年11月5日、K-1 FIGHTING NETWORK KOREA MAX 2005で行われたアジアトーナメント1回戦でキム・セギに勝利したものの、母親の危篤を受け2006年2月25日の準々決勝を欠場した。

以降プロキックボクシングを事実上引退し、2006年6月に不動産会社を設立。

戦績 24戦17勝5敗2無効試合

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勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
キム・セギ 3R終了 判定3-0 K-1 FIGHTING NETWORK KOREA MAX 2005
【アジアトーナメント 1回戦】
2005年11月5日
ダリウス・スクリアウディス 2R 1:29 無効試合(バッティングによる負傷) ZST BATTLE HAZARD 02【K-1ルール】 2005年9月10日
新田明臣 5R終了 判定3-0 IKUSA GP -U60 SUPERSTAR☆Z TOURNAMENT -Opening Stage-
【IKUSA-U70戦王タイトルマッチ】
2005年6月18日
× 小比類巻貴之 2R 1:13 KO(2ノックダウン:右フック) K-1 WORLD MAX 2005 〜日本代表決定トーナメント〜
【準決勝】
2005年2月23日
TOMO 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD MAX 2005 〜日本代表決定トーナメント〜
【1回戦】
2005年2月23日
ベン・バートン 3R終了 判定3-0 XPLOSION SUPER FIGHT K-1 CHALLENGE 2004 2004年12月18日
× マイク・ザンビディス 1R 2:21 KO(右フック) K-1 WORLD MAX 2004 2004年10月13日
シャノン・F16・フォレスター 5R終了 判定3-0 SHOOT BOXING 2004 Infinity-S Vol.2 2004年4月18日
× ダニエル・ドーソン 3R終了 判定0-2 K-1 WORLD MAX 2003 〜世界王者対抗戦〜 2003年11月18日
ナミイル 2R 1:39 KO(パンチ連打) FUTURE FIGHTER IKUSA 4 〜宴〜 FIREWORKS 2003年8月30日
× 武田幸三 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD MAX 2003 〜日本代表決定トーナメント〜
【1回戦】
2003年3月1日
ラムナムコン・ソーランチャイ 5R終了 判定2-1 ニュージャパンキックボクシング連盟「DREAM RUSH 8」
【WMC世界ウェルター級タイトルマッチ】
2002年11月3日
× マリノ・デフローリン 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD MAX 2002 〜世界王者対抗戦〜 2002年10月11日
オーローノー・ポームアンウボン 5R終了 判定2-0 ニュージャパンキックボクシング連盟「DREAM RUSH 5」 2002年7月14日
スイット・ウォースティラ 1R 2:37 KO(左膝蹴り) ニュージャパンキックボクシング連盟「DREAM RUSH 4」
【WMC世界ウェルター級タイトルマッチ】
2002年5月12日
隼人 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD MAX 2002 〜日本代表決定トーナメント〜
【リザーブファイト】
2002年2月11日
石毛慎也 4R 1:39 TKO(カット) ニュージャパンキックボクシング連盟
「CHALLENGE TO MUAI-THAI 7」
2001年6月24日
本山大 3R終了 判定3-0 ニュージャパンキックボクシング連盟
「CHALLENGE TO MUAI-THAI 3」
2001年2月17日
木村龍介 3R 1:21 KO ニュージャパンキックボクシング連盟
「MILLENNIUM WARS 5」
2000年7月7日
木村龍介 1R 2:51 KO ニュージャパンキックボクシング連盟
「MILLENNIUM WARS 1」
2000年1月29日

関連項目

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外部リンク

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前王者
N/A
WMC世界ウェルター級王者

2001年10月10日 - 2003年

次王者
クンタップ・ウィラサクレック
前王者
新田明臣
第2代IKUSAU-70戦王王者

2005年6月18日 - 2005年6月

次王者
N/A